運転席に座っての点検方法

自分でも行える範囲の車の日常点検にはいくつかの項目があります。中でも最重要項目に挙げられるのが、エンジンルーム内におけるエンジンオイルのチェックとタイヤのチェックです。タイヤのチェックは、空気圧、溝の深さのチェックの他、亀裂や損傷の度合いをチェックするのも重要です。タイヤの異常・不具合は、燃費の悪化に繋がるだけでなく、スリップ、バースト、タイヤのずれ等、時に大事故に繋がるおそれがありますから最重要項目といえるかもしれません。

もうひとつは、運転席に座っての点検です。この際、エンジンを始動してチェックを行うわけですが、機関部から発せられる音が車のコンディションを知らせる重要な情報源となります。数種存在する異音の質によって、どこに異常をきたしているかを類推することができます。異音は、キーを差し込んでセルモーターを始動した時から発生する場合があります。具体的にはガリガリといった音で、インジェクションやスターターの異常を疑う必要があります。またキュルキュルとした音であれば、タイミングベルトやファンベルトの異常を疑います。異音で車のコンディションを測るのは、ある程度の経験や素養がいることで、手だれのドライバーほど長けているということです。その他、ブレーキペダルの踏みしろのチェックとサイドブレーキのチェックは重要です。通常よりペダルの踏み込みが多いとかサイドブレーキを引いて変な音がするといった場合には、ディーラーへの持込みが必要かもしれません。加えて、ヘッドランプをはじめ、ウインカー、プレーキランプ、ハザードランプなどライト類は、外からチェックしてくれる人と協働で行います。